パンフレットの購入&カヲルくんのセリフが気になってもう一度観に行きましたよ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』。
今回はTV版の6話までと24話をおさらいし、『序』の検証ブログなんかもチェックした上でね。
TV版見直すと、やはり圧倒的な物量描写がスゴいですね、新劇場版は。
物が動く時の重さというか質量感が。
エヴァが走る抜け、砲弾が飛び交い、ビルが動く…
ぼーと見ていてもスゴいなぁ…と単純に感心できます。
まあ、でも深読みの楽しみももちろん残してくれてるわけで…
というわけで、以下、ネタバレです。
やはり、カヲルくんのセリフは意味深。
「わかってるよ。あちらの少年が目覚め、概括の段階に入ってるんだろ?」
「また3番目とはね。変わらないな君は。逢える時が楽しみだよ、碇シンジ君」
ちなみにセリフはこのサイトからの引用です。
〈概括〉なんて字幕ないと分らないですよ。スゴいな。
で、問題はこの〈また〉をどう解釈するか?ですよね。
月は赤い箇所もあるし、西暦が明らかにされてない点、無意識下ですでに綾波の名前を知ってるなどから、たしかに検証ブログ等で指摘されてる通り「逆行」や「ループ」って考えが順当なんでしょう。
つまり、TV&旧映画の後、シンジがやり直しを望んだ世界ってことですね。
しかし、となるとシンジがその明確な記憶を持っていないにもかかわらず、カヲルやゼーレはその記憶を持っていることになるんですよね。
そして、もしくはゲンドウも。
「逆行」や「ループ」に結びつくか否かは別として気になった点をリストアップしておこうかと思います。
- 〈チルドレン〉という呼称を使っていない。シンジは3番目の少年と呼ばれてましたね。
- 〈リリスとの契約〉って何?
- 3番目の使徒は何だったの?、何時来てたの? 海が赤いのは3番目の使徒殲滅でそうなった可能性もあるわけですよね。白い囲み線の痕跡もあったし。
- エヴァンゲリオンが意志を持った存在だって描写がなくなっている。 エヴァがジンジを庇うシーンですね。シンジが綾波を庇って自らの意志でエヴァに乗り込んだのを強調する為?
- 綾波が病室で、シンジが目覚めるまで読んでいた本。
- シンジの内面描写の夕暮れ電車シーンが早々に登場している。その中で、生まれる前(?)の父と母の会話を知っている上に綾波の名前も知っていた。
- シンジとゲンドウが会うのが3年ぶりらしいけど(TV版でもそう)、その回想がないのは? シンジの回想だと幼少時に捨てられて以来会ってないような印象なんですよね。
- シンジが生まれる前からエヴァのパイロットになることを仕組まれ、性格設計も計画的。
- セカンドインパクトの説明がまだされていない。人類の大半が死んだ以外に殆ど説明なし。ところでファーストインパクトって何?
さて、人間関係でも変化が見られそうなので、その辺の整理も。
まだアスカ登場していない段階ですけどね。
まず、シンジの性格にも若干変化が。
父親に認められたいっていのを前面に出し、かつ自覚してますよね。
ダンボールで野宿しちゃうとか意外に図太い面も持ち合わせてるようだし。
家出の際も自分がマークされているのも分っててたし、半ば自発的に戻ったわけで。
TV版より自発的な印象持ちました。
っていうか、だったらシンカヲもありなんじゃない?このシンジなら…(野望)
TV版では綾波、アスカ、ミサトが恋愛の対象として存在してましたけど、今回ミサトは姉的存在にシフトしてるように。
父親との関係からシンジに自己投影している部分があるんじゃないかと。
まだ、シンジとの接触を果たしてないですけどカヲルとの関係もより深いものになるのは間違いないですし、綾波との関係も仕組まれたものとなると気になりますね。
しかし、何といっても重点が置かれてるのは父子関係。
ゲンドウと冬月の会話から、シンジに冷たく当たってわざと父親に対して複雑な感情を抱くよう仕組んだみたいだし。
実際、父さんなんか嫌いだと言いつつも、常にゲンドウの反応を気にして、認められたい思いが強いようだし。
というか、エヴァに乗る原動力になっているみたいだよね。
「仕組まれた運命の子供」。
冬月がこんなカンジのこと言ってましたよね。
シンジ誕生のころから仕組まれていたように。
TV版でカヲルも言ってるんですよね、シンジのことを「仕組まれた子供」って。
何をどう仕組まれているのか?TV版から離れたストーリー展開が期待できる『破』が待ち遠しいです。